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雪がもたらす恵みの水を訪ねて
-三国街道の歴史と文化資源-

「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」
川端康成が書いた巨大な煙突のようなトンネルは、日本の脊梁山脈を構成する谷川連峰の基盤を貫き、首都圏と日本海岸を結ぶ動脈でした。
その脊梁山脈に北西から流れ込む冬の季節風がぶつかり、その麓に大量の雪を降らせます。その歴史は日本海に対馬暖流が流れ込んだ約8,000年前。それ以前は乾燥した寒い冬でしたが、対馬暖流が日本海に流れ込んだ頃から魚沼地方に3m前後の雪が積もる豪雪地帯になりました。
苗場山麓をトレッキングすると豊かな落葉樹の森が広がる。そこには多様な動植物が棲み分けする自然のワンダーランドが展開しています。
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2022.02.15